嵩嶋画廊が、フランス・パリのルーブル美術館カルーゼルホールで開催した美術展「La Beauté dans Chaque Éventail(尽扇尽美)」は、簡潔で奥ゆかしい日本の美学をコンセプトに掲げた展示デザインで、NY Architectural Design Awards(ニューヨーク建築デザイン賞)の銀賞を受賞しました。精緻な工芸品には日本の竹と和紙が用いられ、その芸術的価値、素材、スタイル、そして日常生活におけるあらゆる側面から、奥深い東洋の情緒を漂わせています。
2025年4月にフランスのパリで開催された「La Beauté dans Chaque Éventail」展のために嵩嶋画廊がデザインした展覧会が、英国のゴールデン・アーク・デザイン・アワード、シーズン1、2025でダイヤモンド賞を受賞しました。嵩嶋画廊のキュレーターたちは、京都の扇子が持つ時代を超えた優雅さを、異文化的なアプローチを通して再解釈しました。パリを舞台にしたこの展覧会では、40点の日本の工芸品に加え、中国の書道や水墨画が展示され、何世紀にもわたる職人技へのオマージュが捧げられました。
嵩嶋画廊は、台湾と日本から20名のアーティストを招き、「La Beauté dans Chaque Éventail」をテーマにコラボレーションを行いました。20名の墨絵アーティストは、日本の手づくり扇子工房と協力し、40点を超える個性豊かな京扇子を制作しました。千年の歴史を持つ中国と大和文化の壮麗さを表現しています。東洋の書道と伝統工芸の現代的な解釈は、この芸術様式に新たな活力を与え、アジアの文化遺産と革新的な先見性を披露しています。